〜 Humpty一家のFM受信事情 〜


ここは山口県、瀬戸内海に接する小さな工業都市、宇部市の郊外。

周りを小高い山々に囲まれた農村風景の中で、Humpty一家は暮らしています。



140kmに挑戦、FM愛媛で赤坂泰彦が聴きた〜い!!



 事の起こり

 1997年10月の或る夜のこと、キッチンの椅子でFM雑誌を見ていた眠々ママ(妻である)は「DJ赤坂のスタンダード・レイディオって番組やってる!!」と、突然顔を上げた。

瀬戸内地図  “ミリオンナイツ”からのDJ赤坂降板の後、朝6時からの、スタンダードなオールディーズナンバーを散りばめた新番組を聴きたいと思うのは、ミリオンの元ヘビーリスナーなればこそ。朝食の支度をしながら聴ければ、朝から快調かも知れない。

 しかしエフ東はじめ他5局ネットでは、しょせん山口じゃ無理だろう・・と思いつつ、調べると広島FMとFM愛媛でネットしている。
 広島は山越えになるのであまり期待は出来ない。愛媛はもっと遠いが、海越えなのでなんとかなりそうな予感。この時から、140km先のFM愛媛を目指して計画は始動する。

  さて、FMの受信に大事な物は、

一、ロケーション 二、アンテナ  三、受信機 四、経験 五、熱意

     ・・・とりあえず、場所探しから始めてみよう。


 先ずは予備調査。

 そんな訳で家の近くを車で聞きながら走ってみる。意外と強力に受信出来るポイントが何カ所か見つかったが、ちょっと遠い。自宅から半径700m位の範囲を調べて、地域のおおよその電界強度を予想する。
 標高の高い場所では充分に受信できている。推測では、アンテナの設置高を上げれば、そこそこ聞こえてくるだろうと思われた。

 探査開始。

 いよいよ何処にアンテナを立てるか、その場所を探さなければならない、しかし今まで聞けていたFM5局を全て受信できて、更に松山の電波をもキャッチできる場所を探すとなると、簡単ではない。このあたりでどうかな?と、いい加減な場所決めをすると、元より悪くなる恐れもあった。

 今までは、ポケットラジオを使って調べていたが、明らかに役不足。そこで新たに電波探査装置を作ることにした。

要ちゃん1号  偉そうに探査装置と言っても、その正体は、車から降ろしてきたラジオにバイクのバッテリーを抱かせて、手で持てるようにしただけ。
 アンテナは、あり合わせの材料で作り、モニターはヘッドホン。
製作費5,000円は殆どバッテリーの代金。

 右手にアンテナ、左手にカーラジオ、頭にヘッドホン、何処から見ても怪しいスタイルで、家の周りをアンテナ振りながら歩く姿は、あまり人には見られたくないもの。でも人目を気にしてはいられない。


プローブ  屋根の上を歩くときは手がふさがっているので、足を滑らせないよう細心の注意が必要。落ちてしまってはラジオどころではない。

 探査の結果や如何、アンテナ設置場所決まる。


 さんざん歩き回ったあげく、FM愛媛の良く聞こえる所が4個所見つかった。

一番良かったのが、惜しいことに隣家の畑。ここは抜群に良かった。ケーブルを60m位引っ張っても充分おつりが来るほどの状況だったが、さすがに「FMを聴くからアンテナを建てさせて下さい」と、お頼いする訳にもいかず、断念。

 残りは、運良く自宅敷地内で、倉庫の屋根の上に3個所。これらを丹念に調べた結果、福岡、大分、山口、愛媛、民放FM6局が、それなりに受信出来る場所が見つかった。

 ラジオを置いてあるキッチンからは、約25m、同軸ケーブル長は35mにもなる。 やれやれ、田舎暮らしで良かったなと思う。(都会だと2件隣だな)



アンテナ設置の話へ続く   受信機、電源の話へ続く    戻る